”the end of the year...more”のyoutubeメモ
一番上は、Kid Creole & The Coconuts の Something Wrong In Paradiseですが、かなりいけいけです。日本では米米クラブがパくった(というか影響を受けた?)元ネタで、かなりドンチャン騒ぎをしております。
というか、何よりこの曲はLarry Levanのリミックスにより、クラシックとして語り継がれていて、この間リリースされたZE Record 30周年のアンソロジーの中にも収録されておりました。
と知ったかぶってはいますが、自分はむしろそこで初めてLarry Levanのかっこよさに気づいたのであり、一気にダンスクラシックの中から面白い曲を探訪する方向が見えてきた、とも言えましょう。ところで、このリミックスでは原曲のまったりした感じが拭われていて、かなりピッチが早くなっており、アップテンポな変態ラテンハウス調に仕上がっております。
ZE Record関連は、最近一気にまた再発したみたいですので、No Wave、80年代ニューヨークアンダーグラウンド好きは要チェックです。
二番目は、オノさんの、これもダンスクラシックですね。
ジョンが射殺された日に作ったといういわくつきの曲ですが、やはりこの曲の素晴らしさはミニマルなベースラインに乗っかる彼女のスクリーム!!というか叫び!?ガラスを釘で引っかいているような鋭利な歌声が最高です。
比較的実験的な曲しか、彼女のものは聴いていなかったのですが、確かに彼女のぶっとんだ発想と表現はダンスミュージックのネタにするといい感じなのではないでしょうか。
ちなみにこれも、コンピレーション 「DISCO NOT DISCO」に収録されていたのを聞いてたまげました。
一枚、一枚、レコードを集めるのも、オリジナルの音源が聞けていいのかもしれませんが、オリジナルに近い音で、しかもアナログ音源である、という意味でこのようなコンピレーションは、かなり重宝しますし、新しい発見もあったりで、自分のお気に入りになっております。
実はこの二枚は共通のレーベルから出ております。
Strut
このレーベル、このような企画版とブラックミュージックがメインですが、2003年に一度活動停止になったのを、Studio !k7の援助により復活、てな感じで、これからの動向に注目していきましょう。
残りの二曲については、また機会があれば。
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